死の意味そして生と死の進化プログラム

人は死を持って次の人に統合される

生き続ける限り更新され続け分離する

死を持って源に統合されるのではなく
次の人へと統合されるのだ
これこそが死の意味

次の人は先の人の死をもって
先の人を決算して思い出として
解釈することを許され
省みることを許され
受け取ることを許され
知恵にすることを許される

死によって成長を終え
新たな生という変容を迎える

新たな生としてのお役目
いのちのテーマを知る
前の生としての客体的テーマから
新しい生(アイデンティティ)としての
主体的テーマを生きることへと変容する

前の生が統合できていなかったものを知る
前の生でのテーマをなぞることを終え
自らの生のテーマを生きることが始まる

何が終わるのかを知って
何を始めるのか知る

死をもって受け取ることで
先の生を今の生に統合することを許される

これが生と死という進化のシステムである

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