Sustaibility Study Tour in Sweden(8)

自然への畏敬

自然のサイクルの一部としての人間のサイクル

スウェーデンの旅をとおして僕が感じたものは

大いなるものへの明け渡しだったように思う

長らく人間を中心とした社会サイクルが形成されてきた

気付けば自然のサイクルから外れてきていたことに

人類はやっと気づきSDGsをつくるまでになった

そうだ人間も自然の一部だったんだ

人間を中心に世界が回っている

人間が中心になって世界を回している

SDGsというものができても

なお人間を中心においたまま

持続可能な世界を考えている人たちは多いだろう

その本質が変わるのはまだこれからかもしれない

そのヒントを示してくれているのが

スウェーデンの人々の暮らし考え方なのではないか

人間中心から世界中心・自然中心へ

自分たちを中心に太陽が回っていると思い込んでいた私たちに

太陽を中心に地球が回っていると教えてくれた

コペルニクスが生まれたのは500年も前

それから僕らは相変わらず

自分たちを中心に世界が回っていると考えてきた

いま起ころうとしているコペルニクス的転回

それがパラダイムシフトなんだ

個人では

頭中心から身体中心へ

組織では

ヒエラルキーからホラクラシーへ

色々なところで大いなるものへの明け渡しが始まっている

これはきっとフラクタルな現象

どこからでも学べるし始められる

予測、計画、管理、統制

自我が畏れを克服するための手段を手放し

世界、自然、大いなるものへの敬意と信頼に明け渡す

矛盾と不規則を内包することで自由に動き回る

いのちの躍動という喜びへ

視座が変わってしまえば

あたり前が変わってしまえば

説明することがなくなる

『この空港は風力と太陽光だけで回ってるんですよ』

「停電することはないんですか?」

『????そりゃそうでしょう?』

観てる世界が違えば

質問の意図も伝わらない

5日間スウェーデンの人の当たり前を聞き続けると

感覚的に何をあたり前としているのかわかってきた

向こう側の世界を体験するのはそれだけ早い

個人、組織、世界というレイヤーで

向こう側の世界を表現する

そして

その先で人間が何を求めるのか

そこまでが僕が見てみたいところ

天動説から地動説へ

知識だけでなく体験する時代

面白い時代になってきたんだ

時代が面白くなってきた

次の変化の前のここまでをここに

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