teal journey campus

teal journey campus
これまでに購読した様々な本の著者や
ワークやセミナーの主催者が
tealのもとに一堂に会する
僕にとっての夏フェスのようなイベント
何といってもteal組織の著者
フレデリック・ラルーの講演
前日から眠ることができないくらい期待したイベントは
まさに夢のような時間だった

彷徨うように経営してきた僕が
teal組織に出会ったのが昨年
良い経営をしようと学べば学ぶほど
分かっているけど、やりたくないと
葛藤を続けてきた自分が
救われた気がした
あぁこれで良かったんだと

今年に入ってteal組織について
講演をする機会をいただいて
自分の会社は全くtealになってないけれど
tealについて深めるチャンスと受けさせて頂いた

その参加者から最後に質問されたこと
「tealに出会って何が救われた気がしたのか?」
その場では答えられないくて
内観して出てきた答えは
「お金のためだけに働きたくない」

パネルディスカッションで
フレデリック・ラルーからpurpuseの出会いを質問された
サイボウズの青木さんが
「purposeが立ち現れた時、
そんな決断したら会社が無くなるかもしれないと答えたら、
だから何?とPurposeから言われ気がして、明け渡した」
と話しているのを聞いて
ひどく納得をした

僕が初めてこの決断で会社が潰れるかも?
と思ったのは28歳のころ
脳内出血で倒れた社員さんは
身寄りがなく
ICUで「いま手術をしても良くて植物人間
あなたが手術同意書にサインしなければ死にます」
と医師から言われた時だった

唯一の相談相手の父に電話すると
「自分で決めろ」と言われ
植物人間になった時の費用は僕が負担することになるのか?
不安のなか誰も頼れない何も分からないまま
一刻を争う中でサインをした時だった

青木さんの答えに対し
「purposeがそこまで問うたの?」と
フレデリック・ラルーは笑い飛ばしていたが
彼自身がteal組織を書くまでを語ったpurpose storyも
あり得ないような選択の結果だった

学校の成績で常にトップを歩んだ彼は
ベルギーでトップの大学を首席で卒業し
マッキンゼーのエグゼクティブへと
エリートコースを進む
しかし金持ちを更に金持ちにする仕事に何の意味があるのか?
という問いに悩み
その疑問を隠しマスクを被って仕事することをやめ
周りの疑問視を振り切ってコーチになった
しかしコーチとして個人のマスクをいくら取っても
変わらず企業は冷たい空間のままで
社長でさえ幸せそうな人がいないことに気づく
その時、不思議なことが起こった
「今この瞬間に何をやることが一番意味があるのか?」
の問いが降りてきた
そしてコーチを辞めて幸せに経営をしている組織を調査する中で
非常にユニークな経営をしている会社達に出会い
teal組織を書き上げた

さらに彼は非常に印象に残ることを話した
teal組織の中で一番大事なことが理解されていないように感じる
人はpurposeを決めると思っているが
purposeがあなたを通して立ち現れようとするのを許すのだ
purposeに従うと自分の才能が表現されるよう助けてくれる
そして傷を癒してくれる
人生は傷つく、そして傷はギフトになることがある
自分の個人史がなければteal組織は表現できなかった
語りかけてくる目的は何故あなたを選んだのか?
自分がpurposeを見つけるのではない
Purposeに自分を発見させるのを許すのだ
あなたにはその準備が出来ているか?
そしてpurposeが立ち現れることができるように
美しく生きるのだ

僕が葛藤の末に カウンセリング、セラピーを学び
自我をクリアリング、クリーニングしてきたのはこの為だったのだと確信した

そして彼はpurposeと繋がる方法として
瞑想、チャネリング、コンステレーションをしていると語った
わお!どれだけの人がコンステレーションを知ってるだろう?

後で知ったことだが
このteal journey campusに参加した500人弱の人たちでさえ
teal組織を読了している人は1割程度だったらしい
teal組織のベースになっているインテグラル理論にも
tealの意識段階に達している人は
人口の1%と書かれている
まだ黎明期なのだ

参加者には様々な道の人がいた
経営者の多くはセルフマネジメントの部分から入ってきてるように感じた
そしてソマティックや禅のマスターもいた
モンテッソーリ教育の関係者や
プロセスワークのセラピストも
元Googleの人材開発担当者も
NVCのファシリテーターも
それぞれピースを持ち寄って
tealというものの全体を見ようとしているようだった

まるで理科と文系の目指すところが重なるように
purposeの下に登り口の違う道が交わるところ
僕にとってteal journey campusは
交差点のような場所だった
そして重なった道は大きな幹線のようになって
新たな道となっていく
僕にもそのお役目があるように感じた
とても素敵な一日だった

そして最後にフレデリック・ラルーに
写真と著書へのサインをお願いした

please never forget that you are a gift for those around you
あなたはあなたの周りの人への
贈り物であることを決して忘れないでください

自分の傷の痛みをヒントに
人生がなぜ自分を選び
何を表現しようとしているのか許していく
僕は孤独の痛みから独在を許容する社会を築きたい
出会いを大切にpurposeの声に従っていこう

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